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復讐の物語

雑文

先日「復讐」というお題で短い物語を書いた。このブログで書いたわけではないのだが、外部でたまにそういう企画に参加している。

文章を書き始める前にプロットを作った。大雑把な内容としては、不倫のすえ業界から干された女優が、その相手と業界の実情を綴った暴露本を発表し、会見するビルの屋上から投身自殺するというもの。その自殺含めて復讐だ、という内容にするはずだったのだが、書き終わったら魔王に挑む少女のファンタジーになっていた。

ベタなファンタジーだった。少女の母親が異界の魔王に殺され、その魔法を倒すべく少女は突き進むというもの。しかし実際には母親が殺されたところで規定の長さをオーバーしたので、構想の20分の1くらいのところで終わった。

このファンタジーは、「BiS」というアイドルグループの「DiE」という曲を聴いている時によく妄想していたものだった。一時期とても頻繁に聴いていたので、短時間のうちに作ったプロットよりも筋が明確だったのだと思う。

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音楽を聴きながら物語を妄想する時は、メロディに対して適当なキャラクタを動かす時と、歌詞に合わせて映像を思い浮かべて行く時がある。このファンタジーに関しては前者で、歌詞はほぼ関係の無い話になった。でもこの曲の「命は燃やしていくものだなんて 冗談だばかみたい」とかは好きだ。そう歌いながらも何かを削りながら踊っていた当時の彼女たちは魅力的だった。

このファンタジーに置いてはベタな土台の設定があり、それはかつて魔王に挑んだ三英雄がいるというもの。三英雄のうちのリーダー格の男はその際魔王に殺されている。その男と殺された母との間の子が少女ということになる。物語がすすめば三英雄の内のもう一人も登場し、少女に剣の手ほどきをしたりする予定だった。予定というか、曲を聴いている時の妄想ではそういうことになっている。

BiSの曲で「IDOL」という曲もあって、そちらもわりと好きだ。そちらを聴く際には魔王が主人公になり、少女の母を殺すところから物語が始まる。命を奪った手応えを感じ、絶望的な表情をする魔王。そこから長い回想になり、魔王が魔王になるまでと、三英雄との最初の戦いが描かれる。脳内でだけど。

俺は何について語ってるんだという気がしてきたのでやめる。本当はかなり早い段階でその心持ちにはなっていたのだけど、勢いでここまできた。少女はいずれ、右手には魔法を、左手には伸縮する剣を手にし戦う。