必需品ブログ

安全ではありません

貧乏だったけどスーファミは買ってもらえた


家にスーパーファミコンが来た夜 - K Diary


普段ならぐっすりの時間なのだけど、今日寝れんから最悪このまま寝ないで電車乗るつもりでいます。

リンク先読みました。よかった。確かにタイトルだけで暖炉の前にいるみたくなる。暖炉のある家住んだことねーけど。あ、じゃあこたつだわ。こたつ大好きです。


ボクの家、貧乏だったんですよ。なんであんなに貧乏だったか考えると凄くセンシティブな話になっちゃうから触れないけど、とにかくお金が無かった。田舎で野菜を作ってたからまだよかったけど、実質ばあちゃんの年金で暮らしてたとこある。

とにかく田舎で、コンビニなんて歩いて行ける範囲には無かったし、最寄駅も車で30分かかった。だから小学校は日に3本しか来ないバスでのバス通学が例外的に認められてたし、中学校は毎日自転車で2時間かけて通学してた。

だけどスーファミは買って貰えた。小学2年の時かな、多分すごくねだったんだろうけど、父親が買ってきた。ソフトは俺の場合『スーパーマリオワールド』だった。たまらなかった。

ボクも同じように朝早く起きてやった。夜も遅くまでTVの音量小さくしてやった。ばあちゃんの部屋にあった小さいTVのところにスーファミ持って行ってやったりもした。ボクの感性に置ける特に重要な原体験は、あの頃に読んだ漫画とバラエティ番組とスーファミのゲームだっていう確信がある。

『ときめきメモリアル』への言及があるけど、ボクもときメモはやった。
中学2年の時、教育実習の若い女の先生が来た時に、生徒に自己紹介をさせたことがあった。
「皆さんのマイブームを教えて下さい」って言うから、ボクは自信を持って答えた。「マイブームはときめきメモリアルです!」
男のクラスメイトからは笑い声が起こったが、女のクラスメイトはいまいち笑わなかったの覚えてる。

後日、友人がボクに伝えてきた。「Aさんがさ、ときめきメモリアルやってるような男は嫌だってさ」。
このAさんはボクに興味があったらしい。だけど、ボクの自己紹介の際のマイブームを聞いてドン引きし、友人づてに"NG"を突きつけてきたのだった。ボクはときメモが原因で、告白したわけでもないのに女に振られるというイベントを、中2の時に味わった。

友人の家で、『サクラ大戦』もやった。「走れ〜高速の〜帝国華撃団〜♪」、テーマはもちろん今だって歌える。セガサターン持ってたのがその友人1人だったから、そいつんちに4人とか集まってやった。さくらは可愛かったし、アイリスはろりだったし、すみれも紅蘭もカンナもいとしかった。

『半熟ヒーロー』のOPが大好きだった。『ドラクエ5』のビアンカ・フローラの選択には一家言ある。『FF6』のケフカの笑い声、ティナのトランス、マッシュの”むげんとうぶ”のコマンド。

『バハムートラグーン』のトラウマ。『新桃太郎伝説』の”天候”の概念、カルラの存在。『クロノトリガー』。『KOF』はブルー・マリー使いでした。「それがあなたの運命よ、おやすみなさい」はシェルミー!

あげれば切りがない。でも、今はすっかりゲームしなくなった。ネットで将棋打つくらい。そう考えると寂しいねえ。大人になってもゲーム好きでたくさんの時間費やしてる人、一杯いるのに。

ボクはこの話題、ときめきよりも郷愁が勝って切なくなった。ゲーム関係ないけど中学の卒業文集、自分のページは寄せ書きにしたのに、誰も書いてくれなくて殆ど自分で埋めたのとか思い出した。

スト2の最初の隠しコマンドだけ打ちたいわい。あー秋だ。