必需品日記

安全ではありません

20210118

作業をしていたら、60過ぎの男性が10kgのダンベルをぐわんぐわん振り回しながら、僕のところにきた。オールバックに髪を撫でつけた、気さくながらも得体の知れない存在だったその人。彼は「これ10kgなんだ」と口にし、僕はそれを聞いて嬉しくなってしまい、「10kgなんすね、さすがっす」と、対象の人となりをさほど知らないにも関わらず満面の笑みでもって答えてしまった。筋肉自慢をしてくる年上のおじさんに対し昔から親近感がある。

うちの父の趣味がボディビルだったのは間違いなく関係している。父の部屋にはシュワルツネッガーのポスターが貼ってあったし、そのポスターを指差し「あれは若い頃のお父さんだよ」と妹に伝えたところ、妹は「人の顔って変わるね!」と信じてしまったことがある。

社会人になって初めて働いた職場の、上司だった人は自衛隊上りで、酒と腕立て伏せが好きな人だった。いつも出勤してくると酒臭く、今考えると完全にアル中だったと思う。その上司が僕と僕の20個くらい上の同僚をフィリピンパブに連れて行ってくれたことがあって、お酒と腕立て伏せが好きな上司はお気に入りの嬢の前でご機嫌になり、腕立てを始めた。「50、51、52」とカウントがされたあの瞬間は、今思い出しても何か胸を締め付けるものがある。その3人で後楽園遊園地に行ったこともあった。なんだったんだろうあれ。乗ってはしゃいだ方が喜ぶのかなと思って、ひとりでジェットコースターに乗ったりとかした。

明日は今日と同じくらい寒いみたいだ。厚着して臨もう。火曜日は段ボールを捨てれる日なので、紐で縛ってゴミへ出す。