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安全ではありません

公衆浴場で変棒をタオルで匿う所作について

スーパー銭湯行ってサウナと水風呂と3回ずつ入ってきた。途中「ロウリュウ」っていうサウナの中で店の人がタオルブン回すサービスが始まって、気が狂った湘南乃風かと思ったけどその後の水風呂が気持ちよかった。

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それ以外の時間は湯船浸かりながらぼーっとそのへん眺めてたんだけど、あれだよね、ちょっと考察というか知的な話になっちゃうけど、タオルで前を隠す人と隠さないひとがいるよね。
 
やっぱり若いと隠す人多い気がする。それこそチンチロ毛も産声をあげていないような幼子だとまた話は変わって来るんだけど、思春期の若者はその変デリケートなの想像に難くない。デリケートゾーンだけに。だけど若くてもそんなの関係ねえ!って言いながら海パンの人もいるし、隠そうともせずタオルブン回しながら歌う人もいる。だからこの問題は年齢で決めつけるのは難しいしやっぱりとてもセンシティブな問題なんだと思う。
 
そもそもどうしても裸あるいは変棒を見せたくない人は、公衆浴場のような場所に来ないというのもある。ほら、高校の頃とか修学旅行でも大浴場あるのに部屋のシャワーで済ませてた男子いたでしょ。その羞恥心が薄まることなく大人になると、公衆浴場を嫌がるおっさんになると思うんだよね。修学旅行いってないけど。
 
自分は「魔法少女になりたかった」なんて文章を書くようなおっさんなので気持ち悪い存在だし雄々しい性格ではないのだけど、意外に前は隠さない。これは高校時代の3年間を寮で過ごした影響だと思っていて、あの生活が無かったらがっつりタオル巻いてるかそういう場所には進んで行かないタイプになってた気がする。
 


 男子校でしかも男子寮に住んでた - 必需品ブログ

高校の寮には大浴場があって、みんなそこで身体洗ったり湯に浸かったりしてた。男子校だし運動寮っていうのもあって残念な感じの風呂場だったのだけど、その最たるが一時期流行った「亀頭潜水艦」だった。なんで流行ったのか分からないんだけどガラガラって引き戸開けて風呂場入ったら、湯船に浸かってる寮生がみんな変棒の先端だけ水面に出してくつろいでたことあってゾッとした覚えある。異様な光景だった。

あと後輩でいつもタオル巻いて前を隠してる可愛い感じの奴がいたんだけど、一部の男がそいつ入ってくるとちょっかい出すようになって、あれは隔離された世界の恐ろしい現象だと思った。感覚がおかしくなるんだろうね。ほら、オタサーの姫じゃないけど需要と供給のバランスというか、必要なところに必要なものが無かったらそれに近いもので代用しようとするじゃん、そういうことなのかなと。だから身を守る意味でも前は隠しちゃいけないのよ。僕の場合隠してようがそういう対象にはならなかっただろうけど、少なくとも男らしくないとは思われるから。それはああいう環境下に置いては結構大きなマイナスになった。

今『融解するオタク・サブカル・ヤンキー』っていう本読んでるんだけど、そういうカテゴライズで考えるのもありかもしれない。オタクはシャイな人多そうだからそもそも公衆浴場って行く人少ない気もするし、ヤンキーは隠したら負け的な文化で隠さない気がする。サブカルは逸物がデカい人のみ隠さなそう。完全に印象と偏見だけど。

ただそのカテゴライズが融解した今、後に残ったのはでかい男は隠さないという事実のみ。長いこと僕みたいな風呂場環境だった男はたとえ「きのこの山・たけのこの里」的サイズ感でも隠さなくなるんだけど、控えめな姿・佇まいをした変棒を装備してる人はわざわざ公衆の面前に晒したくないのが普通だと思う。「エチケットだから隠す」という考え方もあるか。まあ見てて気持ちいいもんじゃないしね。

これが女の子だったら巨乳だと有り難いし小さかったら気にしてる様がかわいいとかあるけど、男だとデカかろうが小さかろうが気持ち悪いからね。なんつうかまあやっぱ魔法少女になりたい人生だった。パラレルパラレルして女湯に入りたいです。 

融解するオタク・サブカル・ヤンキー  ファスト風土適応論

融解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論